ご機嫌とり

自分の機嫌をとるのが上手い。

というか、1人遊びが上手い。わりと1人で飯を食ったり絵を描いたり踊ったり歌ったりしてるので、自分で楽しさが完結してしまう。


まぁ、悪いことではないしなぁと思っていたが最近ふと「寂しい」と思った。こんなに愉快で楽しい時間を過ごせているのは私だけなのだ。他人と共有できない。でも、他人と共有するには双方の気分とやりたい事と許せるラインだとかもろもろがぴったり合ってないといけない。2人で居るのに、1人の方がうるさくなくてましだ、と思われたら泣いてしまう。



1人でいる時の方がうるさい。元来うるさい人間で、喧しくしてると楽しくなってくるのだが人それぞれだから、ほんとに人それぞれなのだ。めんどくさいなぁ、ひととの繋がり。そう言って1人の殻に篭って、騒いで、人恋しくなって、他人との交流を試みるも、まどろっこしく思ってしまい、1人で踊りながら文句を言い、歌いながら皿を洗って自分の機嫌をとる。



こうやって書き出してみると、1人でご機嫌をとる事の欠点がないように思えてきた。むむ、思ってたのと違うぞ。まぁ、ハッピーエンドならぜんぶ、いいのだ、これで。